東北大学新聞:

邦楽部第54回定期演奏会開催

本学学友会邦楽部の第54回定期演奏会が、11月21日仙台市シルバーセンター(青葉区花京院)交流ホールで行われた。当日は多くの人が詰め掛け、会場はほぼ満員であった。場所柄か、年配の人が多くみられた。

演奏会は菊が爛漫と咲き誇る様を描いた「菊花繚乱」(作曲:菊重精峰)から始まった。流麗なメロディが、9人の合奏によって奏でられた。
その他には、平家物語の物悲しい小督という場面を曲にした唄付きの「嵯峨の秋」(作曲:菊末検校)や激しいリズムを含み、巨鳥の荒々しさをも描く「迦樓羅」(作曲:池上眞吾)等が披露された。また、今回の津軽三味線の演奏は全てソロとなった。前半で「津軽三味線 曲弾」(作曲:笹川皇人)が力強く演奏された。
第二部では、恒例となっている民謡メドレーが披露された。今回は「民謡メドレー2009 晩秋」と題し、青森県の「黒石じょんがら節」・秋田県の「秋田おばこ」「秋田音頭」の3曲が唄われた。どれもリズムが良く、会場からは手拍子が飛び出していた。
最後に卒業演奏として「津軽じょんがら節」(作曲:上妻宏光)と「海鳥の詩」(作曲:江戸信吾)の2曲が演奏され定期演奏会は幕を閉じた。特に津軽三味線による「津軽じょんがら節」は、最後の迫力のある演奏で自然と拍手が湧いた。
本学学友会邦楽部では年に2回演奏会を行っており、次回の演奏会は2010年5月22日に戦災復興記念館で行われる。

Copyright (C) 東北大学新聞