東北大学新聞:

世界大学ランキング 本学は世界97位に

英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は10月8日までに今年の「世界大学ランキング」を発表し、東北大学は97位(昨年112位)と躍進した。本年の1位はハーバード大学で2004年の開始以来6年連続トップを維持し、以下はケンブリッジ大学、エール大学、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の順となった。また、東京大学は22位(同19位)と今回もアジアの頂点の座を守り抜いた。

このランキングは、世界の大学関係者、企業の人事担当者の評価や、研究論文の引用回数、スタッフ1人当たりの学生数など、教育力と研究力を総合的に分析して決められたものではあるが、当誌が独自に評価した結果であり、限りなく公明正大な評価であるとは言い難い。しかし、香港大学24位(同26位)、清華大学49位(同49位)など、アジアの大学が昨年よりもランキングを上げ、日本の大学も京都大学25位(同25位)、大阪大学43位(同44位)、東京工業大学55位(同61位)、名古屋大学92位(同120位)、慶應義塾大学142位(同214位)、早稲田大学148位(同180位)、九州大学155位(同158位)、北海道大学171位(同174位)、筑波大学174位(同216位)と順位を上げている大学が多い。これは時代の潮流を表しているようであり、今後も各国のアジアに対する処遇が上がることは間違いなさそうである。しかし、この評価に安心してはならない。各大学への国からの研究費が減る中、大学院で、人材だけが増えてしまっては教育の質の低下も危うくなってしまう。教育に多くのエネルギーを注ぎ、学力向上を梃子にして地域、そして国力の向上を図ってほしい。

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